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市営住宅を出て、ある借家に住んでいた期間はちょうどひとつの会社に勤めていた期間と重なる。子どものころの古きよき時代から社会人になって家族と暮らした印象深い機関でもある。

出かけていた家族がそろってその家へ入ろうとしているところだった。父が戸を開けようとしている。母が続く、運転をしていたわたしは一番最後にいる。そして、黒いセーターを着た弟がその間に手持ち無沙汰にたっている。わたしは弟の名前を思い出せない。あれ、名前なんだったかな、どうしたんだろう名前が出てこない。

内気そうな、人ごみの中ではいつもはしっこに自分の場所をみつけているような、神経質そうに疲れた力のない目をして、細身の体をちょっと猫背にして手をポケットにつっこんで、黒のセーターと黒のハンティング、ちょっと見はおしゃれにも写る。そんな男だ。そんな姿を半分反感を持って、半分愛情を持って私は見ている。

だがいくら考えても名前がでてこない。聞くのもへんだしと思っていたら目が覚めた。わたしには弟はいない。夢は何かの象徴だという。面白い夢だった。

Commented by たんぽぽ at 2009-01-30 22:24 x
何の象徴なんでしょうかね~~。
なにか思い当たることが出てきたら教えてくださいね。

私が時々見る夢に
子どもがいるのを忘れてた・・ていうのがあります。
普通に一人で好きに出かけたりなどしようとしているのですが
ふと気がつくと赤ん坊がいて、
私の子どもだよね?
ミルクもあげてなかったけどどうしてたんだろう。
世話しなくちゃいけないよね・・みたいな。
Commented by てっちゃん at 2009-01-31 18:42 x
たんぽぽさん、こんにちは。
何なんでしょうねえ。実在しないのに弟と思い込むところが夢ですね。
心理学のおかげで夢も自分を見つめなおすきっかけになります。
夢はいつもおもしろい。
by teccyan1 | 2009-01-30 10:05 | Comments(2)

自分のこと、音楽のこと、本のこと。

by teccyan1
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