人気ブログランキング | 話題のタグを見る

俳句 古花瓶の

古花瓶(こかびん)の梅活けてのち壊れけり(1.9)

昔高く買ったという花瓶をもったいないからと、玄関に飾っていたが、ほとんど邪魔者扱いだったので、正月だから花をと、母が南天などを活けた。これで花瓶が生きたと喜んでいたのに、正月に風であおられ割れてしまった。

もともと、どこからか水が漏れているようで使うに使えない状態だったから、水が入れられずそのまま使ってしまったのが良くなかった。ちゃんと漏れを修復しておけばよかったと、後悔した。しかし、活けた本人の母が言うには、その壊れたところに花を活ければいい、と。素晴らしい感性とわが親ながら感心した。

by teccyan1 | 2016-02-22 22:19 | てっちゃんの俳句 | Comments(0)

自分のこと、音楽のこと、本のこと。

by teccyan1
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31