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イタリア弦楽四重奏団を聞く

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「モーツァルト 弦楽四重奏曲K.428 K.458」
弦楽四重奏曲 第16番 変ホ長調K.428
弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調K.458「狩」

イタリア弦楽四重奏団
パオロ・ボルチアーニ(ヴァイオリン)
エリーザ・ペグレッフィ(ヴァイオリン)
ピエロ・ファルッリ(ヴィオラ)
フランコ・ロッシ(チェロ)

日本フォノグラム PCD-4012 422 832-2

目まいがしたり時間が少なかったりで、あまり出かけなくなった。とにかくどこかへ行こうと車を走らせた。久しぶりに山口市へ行ってみる。
途中の風景は以前にもまして変わっている。空き地、新しいお店、行けばいつもそこにあったものがなくなって寂しさを感じたり、新しい街の様子にわくわくしたりする。

掘り出し物でも手に入れて帰ろうとブックオフへ入る。クラシック音楽のCDなんてほとんど見なくなったが、公務員の街、学生の街山口市は土地柄のせいか、まだ興味を引くものがある。モーツァルトの弦楽四重奏曲は500円コーナーでみつけた。昔々のCDが出始めのころの商品。輸入品である。日本フォノグラムなんて会社はもうない。

興味をそそられたのは演奏がイタリア弦楽四重奏団だったから。今はもういないであろうスタイルのイタリアらしい歌心あふれる、明るい音色の演奏を聴きたいと思った。期待通りの演奏で満足。アルバン・ベルク四重奏団の最初の録音と比べると、違いが際立つ。

今では「モーツァルトではない」という声も聞こえそうだが、いいのである、そんなことは。こういう演奏にも心豊かに耳を傾けられることが幸せなのだ。

このCDは室内楽シリーズの一枚で、ほかにベートーヴェン、メシアン、ドビュッシー、シューベルト、ハイドンの作品がある。全10枚。紙で作られた、あるいは描かれた、ジャケットも魅力。同シリーズのモーツァルトの管楽器によるCDを1枚持っている。モーツァルトがもう1枚増えた。他はもう手に入ることはないだろうけれど、こういうのを見つけて集めると、自分だけの宝物を手に入れたようで楽しい。

同シリーズの管楽器による室内楽のCD。クラリネット五重奏曲は今もこれで聞いている。プリンツとウィーンもよかったが、アントニー・ペイとアカデミーもすばらしい。
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by teccyan1 | 2017-03-15 22:30 | クラシック音楽 | Comments(0)

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