サッカー報道

 日本代表の新監督がオシム氏に決まり、期待が高まる。だが、力でかなわないから技術と敏捷性とチームプレーと、日本らしさで勝負とは過去何度も聞かされたもの。そんなとき外国チームに善戦したことはあっても勝利したチームを知らない。

 報道も当事者の言葉をくり返すだけで、独自の角度から評するということをしない。結果が出ると「祭りのあと」的雰囲気が蔓延して、検証、反省の総括する言葉がない。「次に生かす」などという内容の見えない言葉で終わってしまう。

 オシム監督の言う「敏捷性、攻撃性、技術」なんて、言葉だけならジーコ監督の時と変わらない。問題は、オシム氏の思考にあるはず。何を大切にして、何を捨てるか。その理由は。それはどういう価値観からくるか。反省なくして新しい思想も何もない。

 ドイツ大会はついに、中田英寿の引退、の感傷的幕切れで終わってしまいそうである。トルシエから得たものは何か、ジーコが残したものは、中田は何をもがいていたか。
 トルシエは管理で、ジーコは自由、中田はがんばったが誰もわかってあげられなかった、では情けない。報道には、国民が共有したひとつの時を総括する言葉を期待したい。

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by teccyan1 | 2006-07-23 08:18 | スポーツ | Comments(0)

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