2008年 06月 15日
生の音
やっぱり生の音は良い。1階席の端っこでコンサートには最悪だったが、無料だから文句は言いませんという姿勢で聴いているせいか、ひさしぶりの演奏会だったせいか楽しい気分で過ごせた。もっとも貧乏性もあって、わたしはお金を出した演奏会でも必ず良いところを持って帰るし、楽しむように心がけているので、まあたいていは楽しい。
だがこの演奏会ばかりは音楽の響きをただなんとなく聞いていて気持ちが良いということを経験させてもらっている。オーディオの前であのCDが良いとか悪いとかいって聴いているのとはずいぶんちがう。
おもしろかったのは、管楽器5つによるベートーヴェンの「田園」。1楽章だけを聴かせてもらった。フルート、オーボエ、ホルン、ファゴット、クラリネットの編成で、田園セレナーデを楽しませてもらった。モーツァルトもこういう編成で良い曲かいてるよなあ。
地元に音大があって、プロのオーケストラがあって、週末にいつも音楽が聴けるという環境にあると、こういういろいろな楽しみ方ができて、CDおたくみたいな音楽の聴き方をしなくてもいいんだろうなと思う。
演奏はアンサンブル・アマデウス コンマス以外は女性だけというアンサンブルでさすがに舞台はドレスで華やか。野郎だけだとこうはいかない。東京芸術大学卒が多く海外留学、海外楽団所属と経歴も華やか。
by teccyan1
| 2008-06-15 22:42
| クラシック音楽
|
Comments(0)