カテゴリ:クラシック音楽( 151 )

アヴェ・マリア

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「アヴェ・マリア名曲集~10人の作曲家による」
AVCL-25700
エイベックス・マーケティング株式会社

シューベルト、バッハ/グノー、カッチーニ、ブラームス、ブルックナー、ジョスカン・デ・プレ。エルガー、ドニゼッティ、ヴェルディ、リスト

カッチーニのアヴェ・マリアが欲しくて買った。ユ・シュチン(ソプラノ)、アントニー・ウォーカー指揮オーストラリア・シンフォニアによる演奏。演奏家は全く知らないが、演奏は素晴らしい。あらためて聞くと悲しくて切ないアヴェ・マリア。こういう音楽を聴きたいときもある。

このCDでの発見はイングリド・ケルテシ(ソプラノ)、ラースロー・コヴァーチュ指揮カメラータ・ブダペストによるアヴェ・マリア。

シューベルト、バッハ/グノー、ドニゼッティ。

有名な曲だけに歌手のくせが気になったりするが、この人の歌声は「おごそか」という言葉がよく合う。クリスマスの清らかさが感じられて、その気分を味わうのに非常によろしい。

しかし他のどの曲も素晴らしい演奏でこれで512円とはなんとお買い得であろうか。


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by teccyan1 | 2017-12-15 21:37 | クラシック音楽 | Comments(0)

キラキラ星変奏曲

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「ギーゼキング/モーツァルト ピアノ小品集」
モーツァルト/ピアノ小品集
ワルター・ギーゼキング(ピアノ)
東芝EMI株式会社 TOCE-59129

なんとかリラックスする時間をと思うが、なかなかいい方法がない。つい習慣でいつもの行動をしてしまう。中古CDをあさりに行く。
欲しかったモーツァルトの小品集があったので購入。録音は古い。1953年。しかしギーゼキングというピアニストの演奏は今聞いても、モーツァルトらしく、すてきだ。もちろん現代の演奏家の方がもっと自分にとって美しいと思える演奏はあるけれど、こういう、演奏家の体の内から湧いてくるような演奏は時が経っても美しさを損なわない。
また、モーツァルトの小品のすばらしさはどうでしょうか。大作でなくても満足度は高い。最近はキラキラ星変奏曲なんかもとても心地よく聞ける。いいなあ。

メヌエット&トリオト長調K.1
フランスの歌「ああ!お母さん聞いて」による12の変奏曲(キラキラ星変奏曲)ハ長調K.265
フランスの歌「美しいフランソワーズ」による12の変奏曲変ホ長調K.353
デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲ニ長調K.573
ロンドニ長調K.485
ロンドイ短調K.511
幻想曲とフーガハ長調K.394
幻想曲ハ短調K.396
幻想曲ニ短調K.397
アダージョロ短調K.540
ちいさなジーグト長調K.574
メヌエットニ長調K.355




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by teccyan1 | 2017-07-30 20:14 | クラシック音楽 | Comments(0)

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クラリネット五重奏曲ロ短調作品115、ブラームス
レオポルト・ウラッハ(クラリネット)、ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団

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クラリネット五重奏曲イ長調K.581、モーツァルト
アントニー・ペイ(クラリネット)、アカデミー室内アンサンブル

モーツァルトとブラームス。言わずと知れた超名曲。
ともに人生の最晩年を彷彿とさせることで「白鳥の歌」とされるが、演奏にもよるけれど、わたしにはこの二つの曲は背中合わせになっているように思える。

ヘッセ曰く昔を懐かしむのは老人の特権である。またヘッセ曰く、どんな素晴らしい過去も故郷のように執着してはならない、さあ次の段階へ。

この二曲はこの言葉通り、懐かしむ特権を行使するのはブラームス、過去に執着せず次の段階へ向かうのがモーツァルトであると。晩年という時に立って、生という過去を向くブラームスと、死という未来を向くモーツァルトの姿を想像する。


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by teccyan1 | 2017-06-20 21:04 | クラシック音楽 | Comments(0)

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「ヘンデル:オルガン協奏曲集」

ヨハネス=エルンスト・ケーラー(オルガン)
ハンネローレ・ケーラー(チェンバロ)
ロタール・ザイファルト指揮、シュタールカペレ・ワイマール

徳間ジャパンコミュニケーションズ、TKCC-15252(3枚組)

生活の中の楽しみの一つがお気に入りの中古CDを探してお宝気分を味わうこと。今回4つのCDを買った。これはそのひとつ。

これらの作品は実際には歌劇の幕間に演奏されたり、また出版社が商売で楽譜を発売した時に作られた、あるいは編集されたものらしい。題名はオルガン協奏曲でも、オリジナルはリコーダー・ソナタであったり、ハープ協奏曲、合奏協奏曲またはチェンバロのための曲の一部とか、原曲が別に存在する。それだけにヘンデルのいろいろな曲が網羅されているようでお得な曲集でもある。

実に楽しい。クラシックのCDはまるで教科書であるかのように録音されることが多いが、前述のような事情でこのCDはコンサートのプログラムのようだ。クラシックファンでなくても知っているラルゴを思わせる曲が流れたり、パッヘルベルのカノンを思わせる、ヘンデルのカノンと言いたくなるような曲があったり、ヘンデルの多彩な曲の魅力が堪能できる。

どこの教会にでもある小さなオルガンで弾かれているということもあって、聞きやすい。バッハ作品の大オルガンの壮大な響き、大芸術というのでなく、コンサート会場で楽しめるオルガン演奏会といった趣。歌劇の幕間に演奏されただけのことはある。

オルガン協奏曲第1番~第6番(作品4の1~6)、オルガン協奏曲第8番、第9番、第11番、第12番(作品7の2、3、5、6)、オルガン協奏曲第13番、16番(作品番号なし)


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by teccyan1 | 2017-04-22 10:44 | クラシック音楽 | Comments(0)

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「ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第6番・第15番」

弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 作品18-6
弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 作品132

ベルリン弦楽四重奏団
カール・ズスケ(第1ヴァイオリン)
クラウス・ペータース(第2ヴァイオリン)
カール・ハインツ(ヴィオラ)
マティアス・フェンダー(チェロ)

キングレコード KICC-1334

すばらしい音になっている。UHQCD仕様、安物のコンポで聞いても明らかに以前の盤とは音が違う。音色が生き生きしているし、聞き流そうとしてもCDの方へ耳を傾けたくなる。臨場感があるし、細部まで明確なのに、響きの耳障りはより優しく聞こえる。彼らのヴァイオリンはこんなに美しく、演奏はこんなに品格が高かったかと感心させられる。これはすばらしい。

もちろん、旧盤の徳間コミュニケーションズ盤、キングレコード盤もそれなりにすばらしいが、UHQCD盤はちょっと最近ではなかった驚きと満足をもらえた。



先日、ベートーヴェンの田園のCDを買って、UHQCDなるものを初めて聞いた。第一印象はさほど驚きはなかったが、ちょっと真剣に聞いてみようと、スピーカーの位置を変えてみる。2m弱の正三角形の配置で聞く。

すると細やかなところがよく聞き取れるし、オーケストラのソロの輪郭が明確でそれでいて耳あたりがきつくならない。それにソロのオーケストラにおける位置もそれらしく聞こえる。各楽器群のバランスも良く、明瞭に聞こえる。これはひょっとして音が良くなっているのでは、とうれしくなった。

それでほかのこの仕様のCDを検索したところ、ズスケのCDが見つかる。以前、ドイツシャルプラッテンのシリーズで、せっかく見つけたズスケのベートーヴェンの弦楽四重奏をそろえようと楽しみにしていたのに、中途半端に終わってがっかりしていた。そのシリーズが出ていた。

しかし、前シリーズは「ハイパーリマスタリング」といううたい文句で高音質を売りにしていた。一枚1800円。そのあと、ドイツシャルプラッテンの録音が1000円の廉価盤で出たが、これはハイパーリマスタリングとはうたっていなかった。ではこのUHQCDはどうなのか。わからなかったけれども買いそびれた2枚があるので、田園の好印象を頼りに、以前の無念をとりもどそうと買ったわけだ。

贈られたCDのオビを見ると、なんとハイパーリマスタリング+UHQCDとある。ああ、これでほしいものが手に入ったなあ、と喜んだのだが、そうなると以前買ったUHQCDではないCDが少し寂しくなってくる。今回はドイツシャルプラッテンベストと称してズスケによるベートーヴェンの弦楽四重奏が全曲そろっている。

買いなおすか。困ったことをしてくれるもんだ。しばし思案。結果、元々お目当てであった第14番の1枚だけを買いなおすことにした。他にケーゲル指揮によるベルリオーズの幻想交響曲も新しく出ているので、これは三枚買うと一枚もらえるサービスでいただくつもり。



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by teccyan1 | 2017-03-20 10:32 | クラシック音楽 | Comments(0)

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「モーツァルト 弦楽四重奏曲K.428 K.458」
弦楽四重奏曲 第16番 変ホ長調K.428
弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調K.458「狩」

イタリア弦楽四重奏団
パオロ・ボルチアーニ(ヴァイオリン)
エリーザ・ペグレッフィ(ヴァイオリン)
ピエロ・ファルッリ(ヴィオラ)
フランコ・ロッシ(チェロ)

日本フォノグラム PCD-4012 422 832-2

目まいがしたり時間が少なかったりで、あまり出かけなくなった。とにかくどこかへ行こうと車を走らせた。久しぶりに山口市へ行ってみる。
途中の風景は以前にもまして変わっている。空き地、新しいお店、行けばいつもそこにあったものがなくなって寂しさを感じたり、新しい街の様子にわくわくしたりする。

掘り出し物でも手に入れて帰ろうとブックオフへ入る。クラシック音楽のCDなんてほとんど見なくなったが、公務員の街、学生の街山口市は土地柄のせいか、まだ興味を引くものがある。モーツァルトの弦楽四重奏曲は500円コーナーでみつけた。昔々のCDが出始めのころの商品。輸入品である。日本フォノグラムなんて会社はもうない。

興味をそそられたのは演奏がイタリア弦楽四重奏団だったから。今はもういないであろうスタイルのイタリアらしい歌心あふれる、明るい音色の演奏を聴きたいと思った。期待通りの演奏で満足。アルバン・ベルク四重奏団の最初の録音と比べると、違いが際立つ。

今では「モーツァルトではない」という声も聞こえそうだが、いいのである、そんなことは。こういう演奏にも心豊かに耳を傾けられることが幸せなのだ。

このCDは室内楽シリーズの一枚で、ほかにベートーヴェン、メシアン、ドビュッシー、シューベルト、ハイドンの作品がある。全10枚。紙で作られた、あるいは描かれた、ジャケットも魅力。同シリーズのモーツァルトの管楽器によるCDを1枚持っている。モーツァルトがもう1枚増えた。他はもう手に入ることはないだろうけれど、こういうのを見つけて集めると、自分だけの宝物を手に入れたようで楽しい。

同シリーズの管楽器による室内楽のCD。クラリネット五重奏曲は今もこれで聞いている。プリンツとウィーンもよかったが、アントニー・ペイとアカデミーもすばらしい。
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by teccyan1 | 2017-03-15 22:30 | クラシック音楽 | Comments(0)

スウィトナーの田園

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ベートーヴェン 交響曲第6番ヘ長調《田園》作品68

急に「あれが食べたい」というように、ベートーヴェンの交響曲《田園》を聞きたくなって、購入した。あのカッコウがなくところが聞きたくなったから。

昔CDを2枚ほど持っていたがもう聞かないだろうと思って手放してしまった。そのころは美しいが特にいいとも思っていなかった。でも最近、やたらとあの牧歌的な雰囲気が心地よくなっている。雷雨・嵐の第4楽章はなくてもかまわない。

このCDは、限りなくクリスタルCDに近い、という高品質を売りにしたCDで発売されている。「Ultimate Hi Quality CD」という。クリスタルCDがどれほどのものか知らないからよくわからないし、どれだけすごい音がするのだろうと期待していたが、自分の安物コンポでは特にすごい、という印象はない。「Blu-spec CD」「Hi Quality CD」というのもあったが、同じ会社が同じ録音を何度も高音質と称して売り出すというのはどうなのか、よくわからない。

スウィトナーのベートーヴェンは、同じオーケストラで第9番を聞いている。さらりと水のごとく流れていくようで、熱い感動を期待すると肩透かしを食らったような印象であったが、聞き続けていくうちに良さがじわりと染みてくる。今回期待していた肝心のカッコウのところ、好みの演奏ではなかったが、全体としてはストレスのない美しい演奏で、気分よく聞かせてもらっている。良さがしみてくるまで聞き続けてみよう。

かつてある人の、個人的な病気の体験からベートーヴェンの弦楽四重奏とこの田園がその回復に役立った、ということを書いた文章を読んだことがある。その時はそんなこともあるものかなというくらいだったが、今こうして聞いてみると、少しわかるような気がする。体が不調の時にはそんな効果もあるのかもしれない。まあ、だからこそ雷雨と嵐はいらないのだが。

田園はほかの交響曲に比べて、ベートーヴェンらしくないと評されることもあるようだが、私は交響曲はこの曲以外に聞こうとが思わない。後期の弦楽四重奏曲のような、第9番の第3楽章のような世界にいたる、あの内面へ向かう、彼の精神世界のような音楽への入り口のような、そんな曲に思える。

これから、春のあたたかな夏のさわやかな風を迎えるにあたって、ますます聞く機会が増えるだろう。


交響曲第6番ヘ長調《田園》作品68
《レオノーレ》序曲第3番作品72a
歌劇《フィデリオ》序曲作品72b

オトマール・スウィトナー指揮、ベルリン・シュターツカペレ
日本コロムビア COCQ-85314


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by teccyan1 | 2017-02-19 11:56 | クラシック音楽 | Comments(0)

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「ロドリーゴ:アランフェス協奏曲、カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター協奏曲他」
Sony Music Labels Inc.
SICC 2138

若き日のギタリスト、ジョン・ウィリアムスのギターコンチェルトの録音。

アランフェス協奏曲は学生時代にレコードで聞かせてもらったことがある。あのころはあまり好きでない印象だった。今聞くと、指揮者、オーケストラの奏者、ギタリストの名人芸の競演、といったところか。演奏も当時のクラシックらしい音楽で、迫力と風格あふれる魅力に満ちている。そういう録音でもあろう。生演奏だとはたしてどう聞こえたか。ジョンがこの後、2回録音していることを考えると、ギターの魅力としての演奏ではなかったのではなかろうか、などと思ったりする。とにかくそれなりに魅力ある録音である。

テデスコの協奏曲第1番も感想としてはアランフェスと同じ。曲としてアランフェスよりクラシックのコンチェルトといった感じは強い。詩と歌心、幻想的な魅力にあふれている。第3楽章のどうどうたる風格がすばらしい。もっと演奏されるとうれしい。このCDはこの曲を聞きたくて買ったようなもの。この曲のメロディが頭から離れない。好きな曲。

最後の「ある貴紳のための幻想曲」は指揮者もオーケストラも変わって、独奏者と指揮者、オーケストラの調和のとれた演奏で、ギターの魅力が前に出ていて好感が持てる。昔このレコードを持っていて、お気に入りだった。今CDで聞いてもやはりすばらしい。アランフェスよりギターが美しく響くように思うので、これももっと一般的に聞かれるようになるとうれしい。レコードの時はB面がダッジソンの協奏曲だった。その曲も魅力的だったと思うが、ギタリストはあまり演奏しないのでしょうかね。

アランフェスの録音はたくさんあって演奏も素晴らしいものが多い。テデスコの協奏曲第1番は、若いギタリストも録音していてありがたいが、ギターは美しいが、詩や風格といった感じがあまり感じられず、ギターの非力さを感じることが多いので残念。セゴビアとジョンの演奏はその点で素晴らしいと思う。

1 アランフェス協奏曲(ホアキン・ロドリーゴ)
2 ギター協奏曲第1番ニ長調作品99(マリオ・カステルニオーヴォ=テデスコ)
3 ある貴紳のための幻想曲(ホアキン・ロドリーゴ)
 /ビリャーノとリチェルカーレ/エスパニョレータとナポリ騎兵隊のファンファーレ/たいまつの踊り/カナリオ

ジョン・ウィリアムス(ギター)
指揮ユージン・オーマンディ、フィラデルフィア管弦楽団のメンバー (1と2)
指揮サー・チャールズ・グローヴス、イギリス室内管弦楽団(3)


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by teccyan1 | 2017-01-13 20:15 | クラシック音楽 | Comments(0)

リュート音楽のCD

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萩の帰り、山口市の井筒屋で開かれている中古CDのバーゲンによってみる。目当てのものはなかったが、リュート音楽のCDを買った。

もっていなかったのだリュートのCD。今回買ったのは注目していた演奏家のものだったから。ミヒャエル・シェーファーとホセ・ミゲル・モレーノ。どちらも気品と優雅さでリュートとはこれだといわんばかりの音楽を聞かせる。学生時代、HNKFMの朝のバロック番組から流れてくるリュートの調べでまどろんでいたのを思い出す。それは朝の光にまことによく合う響きだった。

どちらもフランスの音楽ということで、イタリア、ドイツのバロックとはひと味ちがう。バロック音楽といえばヴィヴァルディかバッハかという印象であった。フランスの音楽はちゃらちゃらして軽薄、貴族趣味が鼻につく、などというかってな偏見で聞いていたのですばらしさが脳まで届いていなかったようだ。

今聞いてみると、まことにすばらしい。演奏会映えする派手な曲や演奏でなく、しずかにこころを傾けて聞くに値するすばらしい音楽であると思う。

「ROBERT DE VISEE (Pieces de theorbe)」
JOSE MIGUEL MORENO(theorbe de Pieces)
GLOSSA GCD 2K0104

輸入版なのでよくわからないが、ロベルト・ド・ヴィぜー作曲のテオルボの作品集ということであろうと思われる。演奏者ホセ・ミゲル・モレーノ(テオルボ)。テオルボはリュートから変化した楽器で、まあ聞くとリュートとどうちがうかよくわからないくらい。CDはスペインの会社らしい。

「バロック・リュートの音楽」
ミヒャエル・シェーファー(バロック・リュート)
Sony Records SRCR2111

こちらは国内盤。SEONとあるので、まあ有名なシリーズでしょう。
デュ・フォー作曲 リュート組曲ト短調
ジャック・ガロー作曲 リュート組曲ニ短調
エザイアス・ロイスナー作曲 リュート組曲イ短調
ヨハン・ゴトフリート・コンラーディ作曲 リュート組曲イ長調

それぞれ時代と様式がちがって舞曲名がすこしづつちがう。

そうそうデパートの館内案内に中国語があったのは驚き。時代ですなあ。



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by teccyan1 | 2015-08-17 23:07 | クラシック音楽 | Comments(0)

戸惑わないブラームス

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「アルフレート・プリンツ/ブラームス クラリネット・ソナタ集」
アルフレート・プリンツ(クラリネット)、マリア・プリンツ(ピアノ)
Fontec FOCD2533

クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 op.120-1
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 op.120-2

ブラームスを聴くとき、曲のはじめから、話をいいわけからはじめる唐突さというか、居心地の悪さがあって、うっ積した気分、咳をする前のしこりみたいな硬さを感じさせて、実はそこが苦手。それでぐっとこらえて耳をすませることが多い。

クラリネット五重奏はどの演奏家でもそういう印象はない。しかし弦楽四重奏、ピアノ三重奏、ピアノ五重奏、ヴァイオリン・ソナタなんかは、そのためにあまり聞かない。クラリネット・ソナタもそうだったが、しかしこの演奏は違う。

プリンツの演奏は実にスムーズに始まる。そして流れていく。ピアノは劇的にクラリネットは繊細に演奏しているのだが、ピアノの叩きつける衝撃とかクラリネットの歌いまわしの過剰さというものはない。クラリネット五重奏と同じように自然に音が生まれて流れていく。演奏でなく録音が違うのだろうか。

とにかく、自然に耳を傾かせてくれる。ブラームスが静かで森に囲まれた避暑地で作曲したという解説がぴったりはまるような演奏。ブラームスはすばらしいが情が濃すぎて聞きにくいという印象があるので、こういうブラームスなら孤独に耳を傾け、顔を上げて聞き終えられる。




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by teccyan1 | 2015-04-07 22:04 | クラシック音楽 | Comments(0)

自分のこと、音楽のこと、本のこと。
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